【意外と敏感な男性の棹】

 
 同時に複数の男性と付き合ったことがある。

 けれど、同じ日に男が重ならないようにしていた。それには深い訳があった。それで本命の男と別れたのだから身も蓋もない。

 複数の男性と付き合っている女性必見!(本当はダメだけれど〜)
 
 なことを私の経験を交え書いて行きたい。

「あれ?」

 本命の男とセックスの最中だった。男が私の穴に穿っていたら、あれ?あれ?と怪訝な声をあげた。

「え?な、なに?」

 もっぱら最中だったが、男の抽送が一旦やんだ。私は目をしばしばさせた。
 男は誠に言いづらそうに口を開く。

「なんか、なんだかさ、ゆるい……」と。

 あたしは、やだぁ、なに言ってんの。とても感じているからだよ。もう!と逆ギレを試みた。焦燥を悟られないよう私は努めて憤怒をあらわにする。男は私の髪の毛を撫ぜながら、「ごめん、ごめん」と頭を垂れた。事実、私の方が謝りたかった。本当は男と会う前に、他の男とセックスをしてきたのだから。
 
 セフレ2号とだった。セフレ2号は本命の彼よりも大変に棹が大きかった。なのでそこを思慮して先に本命に会うべきだろうと思ってはいたが、都合で本命と会うことになってしまった。セフレ2号は全く容赦なく私を組み敷いた。あげく、潮を吹いた。

 セフレだけあってセックスにおいての性戯はおそろしいほど猛っていた。セックスをし終えたあとの空虚感。穴が開いたままな感じがしたまま、本命に抱かれたのだから。自分でも、あ、もしかして、バレるかも。そう感じてはいた。(感)
 
 けれど、まさかの言葉に手も足も出ない。本命の彼はきっとわかっていた。私が自分とする前に、他の男の物を挿入してきたことに。それが逆だったらまだ、誤魔化すことは出来たかもしれない。
 
 けれど、同じ男とセックスをしていると膣が男の棹を記憶をするのか、形状記憶なのか、ビッタリとフィットする。浮気ってこういうところでバレるのかと痛感をした。

 男性はの浮気は態度や所作でわかるが、女性の浮気は身体でわかってしまうというおそろしさ。男は存外、女の膣を記憶している。特に自分以外は入らないと思っている穴だからと決め込んでいるからこそわかっている。女の浮気は絶対にわかりっこないとちまたではいうが、そうではない。

 態度での隠蔽は確実に完璧で、しれっと出来るが、他の男としてきた身体で抱かれたら浮気はバレてしまう。私はそれで、本命の男に振られしまった。穴での危惧もあったが、なんとセフレ2号は意図的ではなく、無意識にセックスしたという烙印を押していったのだ。
 
 首筋へのキスマーク。無意識につけたのだろう。
 私はもはや否定の言葉を失い、大切な男も失ったのだ。
 
 人間は不器用に出来ている。嘘をつく行為はいつかはバレてしまう。それ以降私は同じ日に2人の男との交わりを絶対にやめたのだった。
 



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