SMの究極は深い癒やしである

今や日常生活の中に違和感なく出てくる「S」「M」という言葉。「あなたってSっ気あるよね」「私、Mだからさ」などというような会話は、特別なものではありません。自分がSMのどちらなのかを考えたり、ネットでSM診断をしたことのある人もいるでしょう。

あなたはSMが好きですか?どんな相手とプレイをして、どのような快楽を得られているでしょうか。今回は、SMプレイで快楽を得ることが究極の癒しになる・・・というお話です。

ひと言でSMと言っても、その範囲はあまりにも広く深いものがあります。ソフトSMからハードSMまで、プレイの内容は多岐にわたります。

Wikipediaで紹介されているSMプレイをざっと並べてみると、 

奴隷

金蹴り

放置

羞恥

木馬責め

逆さ吊り

ろうそく

射精管理(貞操帯)

調教

緊縛

性的ロールプレイ

ヒューマン・アニマル・ロールプレイ

パイズリ

足コキ

顔面騎乗

デフェクチオ


それぞれのプレイの中でも細かく種類や方法が分かれ、まだ他にもあることを考慮すると、かなり豊富なプレイの数々です。

怖そう、痛そう、ちょっと生理的に受けつけにくいようなプレイも中にはあるかもしれません。しかし…

■実際のSMプレイのプロフェッショナルはこんなことを言っています

例えばSMショーのM女を経験し、現在は官能作家である大泉りかさんは、「女流官能作家が教える愛が深まるライトSM」という本の中で、"SMって本当は「気持ちがいい」ものなんです"と語り、"セックスの前戯としてのSM"によって、パートナーとの結びつきをより強くすることをオススメしています。

一方、SMクラブで女王として君臨し、現在はプライベートでSMの世界を追求しているという貴崎ダリアさんは、「女王様が教えるSMの作法」で、SM"淫靡で楽しい"もの、といいます。また、Sは単にMを虐めて楽しむものではなく、"SからMへの主従関係がある上での深い愛情がある"とも語ります。

貴崎ダリアさんは、"SMは非常にデリケートで、お互いに精神性を問われるお遊戯"だともいい、精神性を無視し、ただ自分が相手の上位に立ちたいだけのわがままな「エゴS」や、毒や愚痴を吐きたいだけの「エセS」は違う、と断言します。本当のSは、加虐しながらも、相手を慮ることのできる人なのです。

漫画家でイラストレーターのみうらじゅん氏の名言に「SはサービスのSである」というものがあります。SMの欲望を汲み取るために、想像力が豊かじゃないと務まらない。単純な「支配欲」だけの人間とは違う。Sは、もともとSなのではなく、Mの調教によってSになっていくものなのである・・・「Mは身勝手のM」なのです。

SMの知識がなく表面上で考えると「SMを虐める」という単純な図式になってしまいそうですが、本質に触れた経験者たちの言葉から伺うSMは、深く優しい「愛」や「思いやり」があるものらしいことがわかります。


■SMプレイを体験したらどうなるの?

最もソフトな「手を軽く縛る」や「目隠しをする」といったプレイで想像してみると・・

パートナーに手を差し出すと、柔らかい紐で手首を結んでいく。軽い結び方のようで、自分では簡単に解けない。Sっ気のある瞳でじっと見つめられながら、淫らな格好をさせられる。「本当に苦しいこと」「危ないこと」をしないと理解し、信頼しているので、そのまま身を委ねる。

さらに目隠しをされ、ここからは何をされるのか目にも見えない。しばらくすると羽のような、柔らかい指先が背中に触れる。静かな部屋の中、興奮を抑えるような微かな息遣いが聞こえてくる・・。

それは、身も心も委ねるMと、それを全面的に受け止めるSのエロティックなコミュニケーションの連続といえるでしょう。プレイの内容がソフトであるかハードであるかは二人の好みで追求していくとして、SMとは、根本的に信頼関係をベースに想像力を駆使した愛情プレイなのです。

100%の信頼関係があれば、社会的な規範から外れた行動や嗜好であるフェチなどの倒錯も淫靡なことも全て、思う存分さらけ出せます。

SMプレイのあとに拘束具を解いて元の姿に戻るとき、なんとも言えない爽やかな安堵感に包まれるといいます。満足そうなMの姿を見て、Sも嬉しくなる・・。SMのもたらす快楽と癒しが味わえる瞬間。

このように「信頼関係」を前提にするSMプレイは、「誰でもいいからやる」というのは基本的にあり得ません。なぜなら信頼感は、ある程度の時間をかけてお互いを知り、探り合っていくうちに到達できるものだからです。いきなりその場で始めるわけにはいきません。

そのため、まだお互いのことをよく知り合えてない関係の場合には、SMプレイをする前に可能な限りのコミュニケーション、思う存分安心して楽しむための準備が必要になるでしょう。


■パートナーはどうやって見つければいいの?

プライベートで相手の性癖、特にSMなどの入り込んだことはなかなか聞き出しにくく、仮にそうだとしても相性が合うかどうかは分かりません。やはりプロの方に依頼してみるのが一つの道になりそうです。プロは、まだ濃い関係でないお互いの信頼関係を補完するだけの技術力があるはずです。

"楽しく心地よく、ずっとし続けたいと思えるようなプレイができるパートナーを見つけることが、SM愛好者にとっての幸せ"と貴崎ダリアさんは言います。そのような相手を楽しみながら探すのもまた一興です。

サディズムとマゾヒズムの歴史と語源をご紹介

サドは、18世紀から19世紀のフランスの貴族で作家、思想家の通称マルキ・ド・サド(サド侯爵)の名前から来ています。サド侯爵はサディズムを描いた多くの作品を残しており、映像だけでなく漫画などにもなっており、サドマニア http://www.sademania.com)という日本初のマルキ・ド・サドのファンサイトまであります。

マゾは、19世紀オーストリアの貴族で作家のザッヘル・マゾッホの名前に由来します。代表作は毛皮の似合う美しい貴婦人と青年のマゾヒスティックな快楽を幻想的に描いた傑作長篇「毛皮を着たヴィーナス」で、映画化もされています。

また、サドマゾヒズムというものもあり、一人の人間がサディズムとマゾヒズムを併せ持つことをいいます。ちなみにサド侯爵はこのサドマゾヒズムだったといわれています。

あなたはどちらでしょうか?SM診断テストはネットで色々紹介されているので、試してみてはいかがでしょうか。

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