【セフレと言う名の彼氏】

女だって無性にセックスをしたいときがある。
 
きっと、男性で例えると子宮が勃起をするのと同等だと思う。私の場合は、「おい!おい!そこでムラムラするのか?」と言うツッコミを入れたくなる場面にて子宮が疼く。

例えばパート先で。私の仕事は一日中パソコンとにらめっこをする仕事。なので、ふと、気をぬくと、(ああ、セックスがしたい)と、思ってしまう。

そう思うといてもたっても居られなくなって、この前など、トイレに行き、つい、オナニーをしてしまったほどだ。それほどまでにセックスをしたかったのだから、自分の性欲の強引さに慄き、自分のエロさにさらに驚く。

カマトトぶるつもりなどはいささかない。セックス依存症ではないのか?というくらい私はセックスが大好きなのだ。(性に忠実になりましょう)

お付き合いをしている男とのおこないだけを楽しみに生きていると言っても過言ではないのだが、その渦中の男が最近私であまり興奮をしなくなり、あげく、行為の最中に「あ、ご、ごめん」と、腰を振るのをやめ、寝てしまうのだ。いつかは直面するだろうと思っていたおそろしいことが、始まってしまった。そう、『飽き&中折れ』である。

新鮮さを失い、パターンを知り尽くした男と女。そこにはもう以前のようなめくるめく熱情などは決して戻っては来ない。安定と安心。心でのセックスを多く望むようになり、別の意味での快楽を得るようになる。

精神的快楽だ。

動猛に求め合ったのは知り合って半年くらい。その後は、だんだんと衰退をしてゆくのは当たり前だ。私は男に惚れているが故、セックスは物足りないからとゆって、別れるなどとは思ってはいないが、存外、体の相性。すなわち、セックスと言うものは、付き合ってゆく上でとっても大事な儀式なのだ。

と、そんな矢先、以前少しだけ付き合っていた男とセックスをした。その男は既婚である。好きでもなんでもないが、セックスだけは抜群に良くつい、致してしまった。一回だけのつもりが、すでに何度目かに及んでいる。

既婚車であるので、早々会えるわけはない。なので、余計に会うとセックスが燃えるのだ。

しかし、前提として好きではない。好きなところは身体だけ。セックスが好きなだけなのだ。

あまりお互いのことを話さず、ただ会えば何度も求め合う。その時間だけは頭の中が真っ白になって時に自分を忘れてしまう。嫌なことも何もかも帳消しになり、とても元気になる。
 
巷ではこれを【不倫】だと見なすかもしれないが、相手の身体だけ好きな場合でも【不倫】と呼んでいいのだろうか。

セフレという呼称の方がしっくりくるのは、失礼なのだろうか。相手もきっとセフレとしか思ってはいない。

割り切った関係であって、したいときに欲望をぶつける相手。

セフレという名の彼氏。

身体から好きになる場合があるが、この男に限っては昔から知っているのでそこまで深入りを、お熱を上げる相手ではないと私は思っている。

男性は平気で浮気をするが、決して本気にはならない。男性の方がそこら辺をわきまえている。その点、女性は身体を許すとたちまち相手にのめり込んでゆく。

たとえ相手が既婚者であろうとも。セフレという立ち位置でのセックスの楽しみ方は、ただ単純に快楽を求める。その一点だけ。

それ以上深入りをしそうなら、セフレは作らない方がいい。セフレ選びも大変慎重に選ばないといけないのだ。

セックスは奥深い。愛を深め、慈しみ、それでいて、単純に気持ちがいいのだからタチが悪い。しかし、やっぱり、セックスが好きである。



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