最新「四十八手」は美容効果バツグン!色恋を愉しみ、キレイになる

48手と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、多くの方にとってセックスの体位ではないでしょうか。少し内容を知る方だと、アクロバティックで到底無理な体位も多い・・というところまでご存知かもしれません。

今回は48手のことを少し掘り下げて、セックスの体位だけではない、48手の奥深い世界を覗き、愉しんでキレイになる方法までお伝えしようと思います。

48手のはじまり

48手は、江戸時代に相撲の決まり手から転じて考案されたもので、「江戸四十八手」とも言います。元祖は、江戸時代の浮世絵師である菱川師宣が描いた春画「恋のむつごと四十八手」(1679年)と言われています。

のちに様々な絵師が「四十八手」を描き、色恋や性愛のかたちを広めていきました。
 

48手=体位、ではない?

浮世絵春画研究者の白倉敬彦「春画の色恋 江戸のむつごと四十八手の世界」では、菱川師宣の「四十八手」がひとつひとつ丁寧に紹介されています。これによると、「四十八手」が単なる体位の解説ではなく、出逢いから始まる色恋の物語であることがわかります。

また、江戸時代には48手を体位のこととしているものが見当らず、いったいいつ頃からいわれ、一般に普及したものかは定かではないそうです。もしかすると、セックスの体位として48手を扱うようになるのは明治以降のことで、それほど古いものではないかもしれない、といいます。

色恋と性愛

白倉敬彦さんによる「性愛」と「色恋」の説明には、現代の感覚だとハッとさせられるものがあります。

「色」と「恋」は、どちらも情交を含んだ意味合いをもっていて、色のうちにも恋があるように、恋にも当然色が伴うといいます。一方、「性」と「愛」は、情交と愛情に二分されています。

江戸時代は、結婚相手、恋人、ご近所の気になる人、知り合いのパートナー、プロの方などなど、相手が誰であれ、かりそめや疑似であったとしても、情交には本気の恋心がありました。

「性」と「愛」を切り分ける考え方は、近代、明治時代以降に西欧のキリスト教的な価値観が日本にもたらされてきたことから始まります。「性」は淫らで、コントロールされるべきもの。決めた相手とだけ純粋に愛し合い、性の相手も愛する人のみとするべき・・と。

性風俗と色恋

現代のいわゆる「性風俗」は、表向きは愛する相手以外と「性」の快楽だけを楽しむためにあります。女性向け風俗もしかり。とはいえ、肌を重ねることにはどうしても「性」だけでは片付けられない感情が伴います。それは心身から自然に沸き起こるものでしょう。かといって、セラピストとお客という立場上、「愛」は重すぎる・・そう考えると、「色恋」という言葉はなんとなくしっくりきます。

肉体の欲望だけではなく、恋情だって抑えなくてもいい。江戸時代のように、疑似恋愛を目一杯楽しむのも、ひとつの粋な遊び方ではないでしょうか。

「四十八手」のルーツ

日本最古の医学書「医心方」には、婦人病などの治療法として体位や性行為に関する解説が記されています。これが江戸時代の「四十八手」のルーツと考えられています。さらに「医心方」の基になっているのはインド、中国から渡ってきた医学や養生法です。

インド、中国の医学書にある性典に書かれている男女間の性愛は、心と身体を整えて強くする養生法であって、色でも恋でもありません。

本来、男と女が正しく交わることは子孫繁栄につながる行為であるので、めでたく有り難いものである、という考えが根本にあります。

「医心方」は、「正しい性愛法は万物を調和させ、人としてこれに勝るものはない」という考えのもと、パートナーを労り、ケアする思いやりを細やかに説いています。

近代以前の日本では、性愛は人間の自然な経験のひとつであり、人間の生殖能力を積極的に高めて自分のものとして愉しみ、探求し、励むものでした。それは特別なことではなく、卑猥なイメージで語られるものでもなかったのです。

最新の「四十八手」は美容に効く!

そんな四十八手、現代はもっぱらセックスの体位として認知されているところですが、最近話題になっているのが、四十八手のポーズをヨガに応用した「48手ヨガ」です。

「48手ヨガ」は、同名の本を書かれた日本女性ヘルスケア協会長で心のカウンセラーやヨガ・ストレッチなどのインストラクターとして活躍する鈴木まりさんの考案によるものです。

著者自身、10キロ太っていたカラダが48手ヨガ開始後半年で元に戻り、女性ホルモンであるエストロゲンの数値が通常50あれば十分な値であるところ、194.9も分泌されるようになったそうです。

女性ホルモンは代謝を上げて太りにくくしてくれるため、その後リバウンド無しで健康美を保っておられます。

どんな効果が期待できる?

「48手ヨガ」の本によると、こんな効果があるそうです。

 ○リラックスしてホルモンバランスを整える

 ○体力の強化

 ○ストレス発散

 ○しなやかなカラダをつくる

 ○パートナーとのセックスを充実させる

 ○オキシトシン(幸福ホルモン)の活性化

幸福ホルモンであるオキシトシンは、不安や恐怖心を取り除き、人間関係を良くし、愛情を育てる重要な物質です。これは好きな人と見つめ合ったり、キスやセックスのときに分泌されるだけでなく、運動やダンスなどの共同作業でも分泌されるそうです。

女性ホルモンは28歳頃をピークに、その後は年齢とともに低下する一方、オキシトシンは年令に関係なく分泌されます。

ただ、オキシトシンは一人で分泌するのは難しく、パートナーと一緒のほうが良いといいます。「48手ヨガ」もパートナーと一緒にすることで、四十八手本来の「愛情をもって体温を共有し、お互いの気を受け渡す」という目的も果たせる、と著者は言います。

鈴木まりさんの教え子さんたちも、こんな効果があったそうです。

○便秘解消

○平熱が上がって風邪をひかず疲れにくくなった

○半年で5キロ痩せた

○生理前のイライラがなくなって生理痛が楽になった

○モテ期が来ているような気がする

○パートナーとのセックスの回数が増えた

○妊活中の方は、何名か妊娠出産された

恋するひとも、セックスブランクやレスのひとも

「48手ヨガ」は、自分で好きなポーズを選んで実践するのも良いですが、著者オススメのプログラムがあって、女性に嬉しいテーマばかりです。しかも、所要時間はどのプログラムも約10分。そのプログラムは以下の通りです。

○膣が締まる

○桃尻効果

○バストアップ効果

○便秘解消とダイエット効果

○次の恋への準備 〜下着が似合う体づくり〜

○ホルモンバランスが整う

○睡眠の質が上がる

考えてみると、「48手ヨガ」は健康美を実現して恋を引き寄せ、おおらかに性愛を愉しもう・・といった内容で、これは本来の四十八手の原点に立ち返っているとも言えます。

継続するコツは?

こういった美活のネックは、なんといっても「続ける」ことです。ですが、「48手ヨガ」は毎日継続して頑張らなくても良い、と励ましてくれます。

ポイントは、

○毎日の行動に組み込んでしまう

○思い出したときにやってみる

○気持ちが良い感覚を脳に覚えさせる

まずは週に一度、あるいは月に一度、でも良いそうです。

 

これからの季節、エアコンで冷える身体を内側からあたためる効果が期待でき、自己免疫力が上がり、ウイルスにも負けない身体になれば心強いというもの。そして何と言っても、ひとを美しくする最高のスパイスである色恋を引き寄せる効果があるのなら──。

夏に向けて、試してみたいものです。

 

◎ご参考

○週刊ポストでは「48手ヨガ」の著者である鈴木まりさんが動画で大江戸四十八手のいくつかを解説されています

 http://weekly-post-contents.net/48te/

○ラブコスメのサイトでは、セックスの体位として四十八手全てが紹介されています

 https://column.lovecosmetic.jp/48te.html



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