「女風通いは不倫になるか?」不倫問題に詳しい弁護士がお答えします!

夫の風俗通いは不倫になるのかどうか?といったテーマで議論されることは多々ありますが、では女風通いは不倫になるのかどうか?これについても当然気になりますよね。今回は離婚や慰謝料が発生する不倫などの事案を400件以上扱ってきた弁護士の野間口寛さんに“女風は不倫か”という非常にセンシティブな問題についてねっとりと伺いました。

――率直に言って、男女問わず風俗利用は不倫になるのでしょうか。


野間口
まず不倫とは、結婚している者が、妻・夫以外の者と性行為や、それに近い行為を行うことを言います。


――それに近い行為って、どこまででしょうか。
 


野間口:
手で陰部に触れるとか、口淫を行うことです。これよりも手前の行為、例えばキスやハグ、手を繋いで歩くことは不倫とは言いません。

 

――それは自由恋愛的な関係だったら不倫に当てはまるとしても、性風俗などのプロにお金を払って、性行為やそれに近い行為を行う場合も不倫になるのでしょうか?


野間口:はい、結婚した男性や女性が性風俗店に行ってサービスを受けたら不倫になります。それは“妻や夫以外の者と性行為又はそれに近い行為を行うこと”という不倫の定義にあてはまるからです。
 

――では仮に不倫が夫にバレた場合、夫からセラピストが慰謝料請求されることもあるのでしょうか。


野間口:夫からセラピストに対し慰謝料は請求できません。同様に、夫が性風俗に通った場合、妻が性風俗嬢に対しては慰謝料請求できません。性的な行為を商売として提供している場合は違法性がないと考えられるからです。また、結婚している者が、妻や夫に内緒で性風俗に勤め、異性に対し性的な行為を商売として提供した場合は、それぞれ、妻や夫に対する関係では不倫となります。
 

――実際、男女の不倫はどちらがバレやすいのでしょうか。


野間口:それはもう圧倒的に男性の方がバレやすいです。8割以上が男性の方から不倫がバレてトラブルになるケースがほとんどです。
 

――なぜ男性の不倫の方がバレやすいのでしょうか?


野間口:なぜって、そんなの女性の皆さんが一番わかっているでしょう(笑)。女の勘ってやつで、男性の態度や行動の若干の変化をとても敏感に察知する能力によって気づくんでしょうね。そしてその変化の正体を探るために、あれこれと証拠探しをするわけですよね。一方の男性は、そのほとんどが「バレるわけがない」「大丈夫だろう」などと妻を見くびって不倫をし続ける。そういう危機管理能力の低さもまたバレる理由のひとつです。
 

――では仮に既婚女性が女性用風俗を利用したその日に、いつもより機嫌が良いとか夫に対し優しくするなどの変化があると、夫は不倫を疑うのでしょうか。


野間口:そこは男性は女性と違って能天気なところがあり、機嫌が良かったり優しかったりすることは単純に嬉しいって思ったりするケースの方が多いわけで、あまり疑うきっかけにはならないように思います。
 

――弁護士の観点から、不倫はやはりしない方がいいと思いますか?


野間口:
私は不倫をしません。私も男なので、不倫したらすぐバレることがわかっています(笑)。奥さんを呼ぶ時に不倫相手の名前と間違える可能性があると思います(笑)。一般的にも不倫はしないに越したことはないでしょう。法的にデメリットしかない不倫はすべきではない。でも最近、不倫に対して新たな知見も広がった部分があってですね。
 

――不倫への新たな知見ですか?


野間口:ここ数年、ビジネス交流会などでカウンセラーさんや占い師さんなどからも不倫の捉え方についてお話をお聞きする機会が多くあるんです。そんな中でよく“不倫も、その人の人間的成長にとっては必要な場合もある”というようなお話を聞くんです。
 

――まあ、女性用風俗を利用者には既婚女性もいますが、性的に満たされるとか自己肯定感が高まるとか、色々なメリットはあるのですけども。


野間口:そういうケースもあるでしょうね。ですので、僕のような立場からは不倫は法的にもしないに越したことはないとしか言いようがありません。だけれども、その人にとっては必要なこともあるのかもしれない、とは思います。
 

というわけで既婚女性の皆さま、不倫問題を多く扱う野間口弁護士いわく“女風利用は法的な観点からいうと不倫には当てはまる”ようです。でも、こればかりは善悪だけで計り知れないテーマです。どうかくれぐれも夫の目にお気をつけなさいつつ、楽しく女風ライフをお過ごし下さい。 



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