【女性用風俗小説19】~ここが、いいの~

待ち合わせの時間まで後2時間。ルイくんとあうのは今日で2度目。一度きりで済むわけなどはないって自分でも思っていたけれど、思っていただけだった。やはり想定内でまた指名で呼んでしまった。

初めて頼んだのは2週間前だ。後2時間で2度目で2週間前で、あげくあたしは38歳。って年齢を省けば『2』が3つってラッキー! なんてうかれていて待ち合わせの駅にいく電車を乗り間違えてしまい、急いでルイくんにLINEをした。

【ルイくん、少しだけ遅れます。間違えて反対周りの電車に乗ってしまいました】

その文字とウサギがペコりんとお辞儀しているスタンプを送る。時間で稼働しているルイくんだからきちんと謝らなとならないし、あるいは遅れた料金も多少は払おうと思っていた。

【わかりました。遅れても全く問題無し! 駅前のスタバにいますねー】

返事は拍子抜けするほど呆気なく、おつかれさまでーす。というお笑い芸人のスタンプが連続で送られてきた。ホッとする。何度も呼んでいる常連でもないのに遅刻をするなんて。あたしは窓から見える流れる景色に目を向ける。今日はどうしてもらおうかなぁ〜。いやらしい夢想をしているときが一番楽しい。それを叶えてくれるちょっと頼りない身体の色白の黒目がちのルイくんの顔が目に浮かぶ。

 

_______

「さーて、さて、ナミさん、遅れたお仕置きをしますよ」

駅に着いてLINEをしたら改札口にいるよ、と返ってきたので首をキョロキョロとさせていたらルイくんが素敵な紺色のスーツを身にまとってそこにいた。

「す、すみません、」

目をふせめがちにし謝る。ルイくんは、あはは、冗談ですよー、とはにかんで笑う。まあ! あたしもつられて笑った。

駅前から少し歩いたホテル街の中の一室に入る。あたしは一人でホテルには入れないたちだ。先にホテルで待っているお客さんもいるらしいけれど、それはとてもむつかしい。

「わ〜、やっとあえた」

きゃっ、不意にルイくんが背後から抱きしめてくる。甘いミルクのような香りが以前の快楽を思い起こさせる。あっ、まだ、やだ、シャワーをしたい、あたしは小声でささやく。ルイくんの下半身があたしのお尻にあたっている。わっ、勃ってる。それだけでとても嬉しくなってしまうのだからおんなは存外に単純なのだ。

ルイくんとお風呂に湯をはって一緒に入った。寒かったのでお湯の中にいると身体がジンジンと痺れてくる。

「温かいですね」

お風呂場の中の声は反響をしていて大きな声に聞こえた。ええ、あたしもその問いに同意をする。

そのとき、背後から乳首を摘ままれる。コリコリという音が鳴りそうなくらいに執拗に捻りあげる。

「あっ、ううっ、」

声がうわずる。背後から甘い吐息。あげくあたしはめっぽう乳首が弱い。クリよりも乳首が弱いし感じる。

身体をおもてにされルイくんと対峙する形になる。みつめあったけれど恥ずかしくてすぐにうつむいた。

「ナミさんの胸を吸いたい」

ルイくんがあたしの乳首を吸う。舐める。転がす。ううっ、声にならない声をあげ、ルイくんの頭を両手でつかんだ。あああ、そんなに刺激を与えたら、あたしー!

「ビンビンだぁ」

ルイくんはまるで容赦などなかった。下半身には全く触れていない。触れているのはジャクジーの刺激だけだ。

「ああん、ほ、ほんとうにやだぁ、早くベッドに、いき、」

そこまでいうやいなや、あたしの下半身から生暖かい液体が溢れてきたのがわかった。

あれ? なんだろう? おしっこかなぁ? いや、違うなぁ。え? 潮? 吹いた?

あまりの衝撃的な刺激に興奮するシチュエーション。あたしはどうやらお風呂の中で潮を吹いてしまったようだ。

弛緩した身体をルイくんにあずける。

「あれれ? のぼせましたかぁ?」

「え、ええ、そう、かなぁ」

まさか、潮を吹いたともいえずにヘラヘラと笑ってごまかす。

「さて、ベッドに、ゴー!」



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